東京オリンピック、オランダのメダル獲得数7位で過去最大

東京到着時にコロナウィルス感染が発覚した選手やコーチが7名という不幸を経験したが、今回の東京オリンピックでオランダ選手団が獲得したメダル数は36個とこれまで最高の25個(2000年、シドニー)という記録を破った。オリンピック種目が927から1081に増えたこともメダル獲得数増加に貢献しているが、小国オランダはメダル獲得数では世界7位と、フランス、ドイツ、イタリア、スペインのスポーツ大国を超えた。

最も注目を浴びた選手は陸上女子5000メートルと10000メートルで金メダルを獲得したシファン・ハッサン選手。1500メートルでも銅メダルを獲得している。そして同じく金2個、銅メダル1個を獲得した男子自転車競技のハリー・ラブレイセン選手である。またマラソンでもソマリアからオランダに難民として渡ったアブディ・ナゲーエ(選手も2位と輝かしい成果を出した。これまで水泳などの水のスポーツでオランダは強かったが、今年は陸上での活躍が目立った。

このほかBMXとウィンドサーフィンでは金メダル2個。ボートではメダル5個。ホッケー女子では金メダル。柔道、アーチェリー、ボクシング、馬術でも銅メダルを獲得している。
閉会式はオランダ時間午後13時から放映される。