オランダでのコロナワクチン接種、水曜日から開始。今後の予定は?

当初は1月8日(金)からコロナワクチン接種を開始すると政府は発表していたが、これが早まって明日6日(水曜日)が最初のワクチン接種となる。これまでデ・ヨング国民健康性大臣は高齢者を優先という方針を貫いていたが、コロナ患者の病院入院者数が急増し医療関係者が脅威にさらされている現状で医療・介護界からの強い批判と要請により、急遽医療・介護従事者へのワクチン接種が優先されることになった。

図のようなワクチン接種計画が政府から発表されたが、ワクチン接種場所(保健所GGD、ホームドクターなど)、ワクチン接種対象者、ワクチンの種類(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカなど)で分類されている。この表のオレンジ色がファイザー、ピンク色がモデルナ、水色がアストラゼネカなどである。実際の接種開始日はおおまかにこの表の通りである。
まずは医療・介護従事者、そのあと養護施設入居者が、そして第一四半期の終わり(3月頃)から75歳以上の後期高齢者が接種可能となる。
通常(疾病のない)60歳から75歳までの高齢者は第1四半期の終わりごろ(3月)から、そして18歳から60歳までの人は第2四半期(4月から6月)の間に接種が可能になりそうだ。

オランダ政府広報、ワクチン接種計画