本日欧州医薬品庁(EMA)が承認するファイザーワクチンとは

長いこと待たれていたコロナワクチンが本日欧州医薬品庁(EMA)によって本日承認される予定だ。もちろんこのワクチンに対し疑問を持つ人もいれば、絶対に接種を受けたくないという人もいる。このワクチンはいったいどういうものなのだろうか。

最初に承認されるファイザーのmRNAワクチンは、コロナウィルスの遺伝子コードの一部を注入し、免疫系がそれに対する反応を構築するもの。オランダ国立衛生研究所(RIVM)によれば、このワクチンの接種後90%の人が免疫を形成するという。

ファイザーのワクチンの難点の1つは、零下75度の温度で輸送および保管する必要があることだ。おそらく次に承認されるモデルナ社のワクチンは零下20度で保存できるため輸送などのロジスティックはファイザー社のものより簡単だ。

さてこのファイザーワクチンは副作用があるのだろうか。テスト段階では副作用は筋肉痛が発生や発熱などだったが軽度だと発表されている。ただ米国や英国ですでに接種が始まっているが、アレルギー反応を起こした人もいる。

EMAによるファイザー社のワクチンが承認されると、オランダではいつからどのように接種が開始されるのか? 通称コロナ大臣のデ・ヨング大臣によれば、オランダでは2021年1月8日から、まず介護士を優先に接種開始する。次に障害者ケアと在宅ケアの従業員、そして介護施設の入居者となっている。その他の人は来年春になりそうだ。

EMAによる評価