オランダ政府、6月15日から欧州内の移動規制を緩和

政府は欧州内の移動規制を緩和する。これまではオレンジ警告である「必要不可欠」の場合以外の渡航禁止が実施されていたが、この方針がイエロー警告である「注意!身の安全にリスクあり」という注意報に変わる。シェンゲン協定国内の移動での隔離義務も廃止されるため、これらの国からオランダに戻っても2週間の隔離(自宅待機)は不要となる。

デンマークのようにオランダ人の旅行者を受け入れない国や、英国のように隔離義務がある国は、まだオレンジ警告にとどまっている。モロッコやトルコも同様である。

オランダからの旅行者はドイツ、フランス、ベルギーなどが6月15日から受け入れると発表。旅行業界はこのニュースに安堵している。旅行会社TUIの調査によれば、68%のオランダ人が国外で夏休みを過ごしたいと考えている。それも欧州内でスペインとギリシアの人気が高い。

本日の政府記者会見にて、国外からオランダへやってくる旅行者への規制などの詳細が発表される。