国立美術館、レンブラント作「夜警」の超高解像度画像を公開

アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)が、レンブラントの代表作である「夜警」の超高解像度画像を公開した。3.79メートル×4.53メートルのキャンバスに描かれた「夜警」はおよそ350年前に描かれた油彩画で、経年による劣化が問題となっていた。通常は同館で常設展示されているが、2019年7月より公開修復「Operation Night Watch」が行われていた。

アムステルダム国立美術館館長のタコ・ディビッツは「プロジェクトのチームは最新技術を駆使し、可能性の限界をつねに広げている。この画像は研究者にとって重要な情報源であり、オンラインでレンブラントの傑作を詳細に鑑賞することができる」とコメントしている。
超解像度画像は 国立美術館レンブラント「夜警」 をクリックし、拡大して見ることができる。。「Operation Night Watch」は、「夜警」の経年を追跡し、劣化を防ぐためのスナップショットとして448億4687万7500ピクセル(約44.8ギガピクセル)という解像度で撮影保存するプロジェクトで、24行×22列=528枚の写真をつなげてニューラルネットワークで処理し、1枚の絵画写真に仕上げているとのこと。(Gigazineから引用)

アムステルダム国立美術館は他のオランダ国内美術館と同様6月1日に再開予定となっている。(画像はGigazine)

レンブラント「夜警」超高解像度画像