ユーロスター、4月30日からアムス発ロンドン行き直行列車開通

ユーロスターがアムステルダムとロンドンを結ぶ直行列車を4月30日から開通すると発表した。現時点では、アムステルダムからロンドンに列車で行くには、まずタリスに乗車しブリュッセルで入国手続きとセキュリティチェックを行うため一度下車、そこからユーロスターに乗り換えなければならない。ロンドンからアムステルダムへの列車は乗り換えなしで運行している。
4月30日から運行するアムステルダム発ロンドン行き直行列車は、はじめは1日2本だが徐々に3本そして4本となる予定。

航空機による大気汚染が深刻化するなか、列車利用が推奨されている。実際、ロンドン・アムステルダム間の列車運行ではひとりあたりのCO2排気量は航空機を利用するより80%も少ないという結果が出ている。

新しく運行するユーロスターは、アムステルダムを朝7時48分に出てロンドンに10時57分に到着する列車と、同18時48分に出発し21時57分に到着する便の2本。途中停車駅はロッテルダム、ブリュッセルそしてリール。チケットは2月11日から発売される。

ユーロスターのCEOであるマイク・クーパー氏によれば、英国とオランダを結ぶ便は非常に人気で2018年以来50万人が利用しているという。共同運営会社であるオランダ鉄道(NS)は「ブレグジットがあろうとなかろうと、4月30日からロンドンがずっと近くなる。」と抱負を述べている。

Eurostar