新型肺炎、オランダでもマスク売り切れ、品薄に
コロナウィルスによる新型肺炎の感染を恐れて日本ではマスクが売り切れの店が多いが、オランダでもマスクの需要が高まり品薄となっている。コロナウィルスによる感染症はオランダでも危険度Aの感染病として指定された現在、通常はマスクをかけないオランダ人もマスクを買い求めている。
医療関連製品をオンラインで販売するOutletkopenのオーナーが先週金曜日、テレビのトークショーでマスクが売り切れであると語り、これでドラッグストアなどにマスクを買い求める人が増えたようだ。
別のウェブショップCoolSaftyを運営するブラウンさんは、マスクだけではなく他の対ウィルス商品も
売れていると語っている。例えば粉塵を防ぐメガネなどである。このウェブショップは先週の水曜日ぐらいからマスクがぼつぼつ売れ始め、週末にピークとなった。
ブラウン氏によれば数百万のマスクを1度に注文する顧客がいたと言う。おそらく中国へ輸出しているらしい。
マスク製造の最大である3Mは製造を増産しているが、事業に間に合わないと言う。さらに殺菌用のハンドジェルなども売れていると言う。