オランダへの観光客大幅に増える

オランダ観光局（NBTC)が月曜日に発表した統計によれば、昨年オランダを訪れた観光客数は2012年の4％増で、史上最高の1270万人を記録した。外国人観光客の宿泊日数合計は3160万日と一昨年の7％増。
昨年オランダでは国立美術館の再開など多くのイベントが目白押しだったことが、この旅行者増加の要因となっている。さらに夏の天気がよかったことも近隣国からの訪問者数を後押しした。

オランダを訪れる旅行者で急増しているのがロシア人と中国人。それぞれ20万人（20％増）と22万人（18％増）である。ただ総数では隣国のドイツがトップで350万人。次がベルギーの160万人である。

NBTCによれば、2014年の観光客数はさらに増加し合計で1300人を超す見込み。とくにいわゆるBRIC国（ブラジル、ロシア、インド、中国）からの訪問者の増加が期待されている。さらにNBTCは2025年にはこの数が1600万人まで増加し、総額124億ユーロを落としていくと算出している。オランダの観光業界での雇用はさらに伸びると見られている。

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