悪天候のゴールデンウィーク、お勧めの行き先は?

オランダの学校が一斉に休みとなった5月休暇(といっても今年は4月22日から29日)、多くの人が休暇をとって国外でバカンスを楽しんでいる。一方オランダに残っている人たちは国内の観光地はどこに行っても混雑している上、この悪天候で、いったいどこに行くべきか途方に暮れる人も少なくない。オランダの新聞フォルクスクラント紙は、観光客に人気の場所を避ける方法を指南している。例えば長い列のできているアムステルダムの国立美術館やアジア人観光客であふれるヒートホールンやフォーレンダムを避けたほうがいいとアドバイス。フォーレンダムの代わりにスパーケンブルグ(Spakenburg)、ワッデン海の島に行くならそのかわりに南オランダの島ティーンヘメーテン(Tiengemeten)へと、まだ観光客に知られていない場所を挙げている。

今週は最高気温13度と雨の多い、最悪の5月休み。フォルクスクラント紙は、インドアで子供と楽しめる場所やオランダ再発見といった穴場をリストアップ。例えばロッテルダムのスペールファブリックやハーグのキンダーウェルクプラーツなどだ。子どもたちは車のタイヤを取り替える方法を習ったり、ダムを作ったり、ラケットの打ち上げをしたり、石鹸のつくりかたを覚える。アムステルダムの科学博物館Nemoに行く代わりにケルクラーデのコンティニウムで科学の体験をするのもいい。
体を動かしたいならトランポリンセンター。ジャンプXLやバウンズ
などがある。

それでもまだ国外に出たいという人にはラストミニッツ旅行がある。政情不安で人気の落ちたトルコの海岸地方への8日間旅行(Corendon)は449ユーロ、クレタ島での1週間滞在は399ユーロ(Tui)と格安だ。

オランダの穴場