オランダ人に人気の旅行先では、スペインが一番安く

オランダ人の休暇旅行先トップはフランス、ドイツ、オーストリア、イタリア、スペインである。このうち食品などの日用品の買い物が一番安いのがスペインであると、中央統計局(CBS)が昨日発表した。スペインの食品価格はEU平均より4%低い。オランダの食品価格は欧州内でも平均的だが、上記5国のうちでオランダより安いのはスペインのみ。

フランス、ドイツ、オーストリア、イタリアの食品価格はオランダより高い。とくにオーストリアでの買い物は欧州平均より27%高と高くつく。その中でも肉類は欧州平均の46%高。

スペインは宿泊費も安い。スペインのホテルとレストランの平均価格は欧州平均より15%低い。これに対しフランスのホテルとレストランの価格平均は欧州平均の18%高となっている。

欧州で最も食品価格が低いのは北マケドニアで、欧州平均より40%も低い。ルーマニアとポーランドがこれに続く。逆に最も高いのがスイスで欧州平均の64%高となっている。これに次いで高いのがノルウェーとアイスランド。オランダはちょうど欧州平均値である。

CBSの統計