オランダ、7月1日から自転車での携帯電話使用禁止に

オランダの交通法61条が7月1日から自転車にも拡張される。この法律は、車両、バイク、身障者用乗り物運転中での携帯電話操作を禁止するもので、本日からはこれが自転車そして路面電車(トラム)の運転者にも適用される。さらに「携帯電話」が「携帯電子機器」へと変更され、タブレットや他の電子機器にも拡大解釈される。罰金は16歳以上では95ユーロ。16歳未満は半額である。

運転中のアプリの使用が禁止となるが、グーグルマップなどのナビの使用や携帯電話での通話はどうなのか?これらも実際には全面禁止である。ただし、ナビが固定されている場合は問題ない。また通話もハンズフリーなら許可されている。ハンズフリーの場合も、イヤフォンは右耳に入れるのがいいという。左耳は空けておいて車などの交通音が聞こえるのが望ましいらしい。

自転車が体の一部になっているオランダ人にとって両手離しで携帯をいじるのは朝飯前。しかし車両や歩行者にとっては脅威であり、事故も多いためこの法律施行となった。
(画像:NRC)