採点ミスで小学校最終学年生徒、間違った進路アドバイスを受ける

日本の小学校6年生にあたるオランダのグループ8の生徒は、中等教育を選択するために試験を受ける。試験の結果で、大学進学コースか職業訓練コースかなどの進路アドバイスを受ける。試験はCITOと言われる中央管理されている試験と民間試験があるが、この民間試験を受けた子どもたちのうち数千人が採点ミスで間違ったアドバイスを受けた可能性があると教育省が発表した。

4月に試験を受けた11歳から12歳の子供の総数は175,000人。このうち採点ミスがあったのは19854件である。この中で実際よりも高いレベルの学校をアドバイスされた子供は18288人。問題なのは実力よりもレベルの低いコースを推奨された子どもたち1566人。採点は民間テスト会社ではなく、独立した採点専門家が行っている。民間テスト会社は火曜日このミスを各小学校に伝えた。間違った試験結果を受けた子どもたちは再度試験を受ける必要はないという。

報告を受けたスロブ教育大臣は「進路選択をアドバイスする小学校が、再度進路アドバイスを検討しなければならない自体になったことは非常に遺憾」だと述べている。先週までに試験結果を受け取った子供のうち11%は間違ったものを受けている。CITOテストでは採点ミスはなかった。