アムステルダム、新たにサッカー場70カ所分のオフィス建設計画

アムステルダム市は今後の需要増加を予想し、約50万平米分のオフィス建設を計画している。サッカー場に例えれば70カ所分の広さである。

金融危機以降オフィスの需要は激減し住宅に改装されるビルも目立っていた。ところがここ数年好景気を反映し、空きオフィスが2015年の15%から8.8%へと減少、新築オフィスビルの建造も増えている。

アムステルダム市は今後建設される建物には、環境に優しいこと、ガスを使用しないこと、そして駐車スペースが十分であることを義務付ける。

市が誘致を狙っているのは、国際的な企業の欧州本社、クリエーティブビジネス、ハイテク企業などで、アムステルダム南部とバイルマー地区でのオフィス開設を奨励している。