オランダのスタートアップ会社「スワップ自転車」快調

デルフトのスタートアップ企業「スワップフィーツ(交換自転車)」が成長している。前の車輪が青く塗られている自転車が目印のスワップ自転車はオランダの大学都市だけでなく、ベルギーやデンマークなど他の欧州都市でも見られるようになった。このサービス付きの自転車事業は2015年に3人のデルフト工科大学卒業生が始めたもの。

利用者は月額費用を払って自転車を借りる。そのかわりにメンテナンスや修理がすべて無料で受けられるというもの。タイヤがパンクしても電話一本で修理の人がその場にかけつけてくれる。利用者数は昨年2万人、今年は10万人が予想されている。スワープフィーツ社は、すべての自転車に対し利用情報、メンテナンス情報、修理情報あるいは盗難情報がデータベース化している。これによってどの部品が一番壊れやすいかなどが一目瞭然だという。今一番b修理が多いのはライト。データはこのほかにメンテナンスを行う頻度にも利用できる。また盗難の多い地区で貸し出す自転車にはヒートマップと呼ばれる装置を設置し、盗難時に警察が簡単に見つけられるようにしている。利用料金は月額15ユーロから。

SwapFiets (英語)