アムステルダムでまた爆発物、先週から砲撃事件など相次ぐ
16日早朝にアムステルダムの中心街フットボーグ通りのフライドポテト販売店の前で見つかった不審物が爆発物だったと判明した。この通りは警察による捜査のため午前3時まで数時間閉鎖された。爆発物駆除チーム(EOD)は爆発物と見られる不審物を取り除き、詳細の調査のためこれを検査所に移している。いつも行列ができるこのフライドポテト販売店「Vleminckx」のオーナーは「これまでなんの問題もなく営業してきた。競合との問題も全くない。爆発物が見つかったことぐらいでは脅されたくないので、このまま営業は続ける。」と述べている。
ここ数日アムステルダム西部のスローテルファールト(Slotervaart)地区では砲撃事件が相次いでいる。火曜日夜中にはヨハン・ハイジンガラーン(Johan Huisingalaan)で爆発が起きた。同じ通りで先週にはインテリアショップと清掃会社が銃撃を受けている。清掃会社の裏には手榴弾も落ちていた。さらにバーシェス地区(De Baarsjes)にある開店間際のランチルームの前でも爆発物が発見されている。この清掃会社とランチルームは事業での関連があるという。
アムステルダム警察はこれらの一連の事件をすべて関連付けるはまだ早いとしているが、捜査を急いでいる。