トランサビア航空のパイロット、月曜日もスト継続

オランダの格安航空会社トランサビア(KLMの子会社)は、パイロットの労働規約を巡りストが行われている。ストは月曜日の午後まで続く見込みだ。30フライトが運行中止あるいは遅延している。このうち19機はスキポール発、残りはアイントホーフェンとロッテルダム発の便である。到着便にはこのストの影響はない。

トランサビア航空のパイロットは14ヶ月間、労働規約を巡り会社との交渉を行ってきた。最も重要な争点は労働スケジュールだ。スケジュールが固定していないため、家族や趣味など仕事以外の予定が立たないという。経営者側は、給与、利益分配、スケジュールについて改革案を提示してきたが、労組と折り合いがつかずにこのスト突入に至った。

現在オランダの南部では春休み(クロッカス・バケーション)、来週は他の地域が春休みとなるため、とくにウィンタースポーツの拠点へのフライトが混雑しており、ストによる影響は大きい。