オランダ外務大臣、プーチンに会ったという嘘で辞任

ゼイストラ外務大臣(Zijstra)が13日国会にて辞任を表明した。辞任表明の前、国会ではゼイストラ外務大臣がロシアのプーチン大統領に2006年に会ったという虚偽が取り上げられ首相の責任が問われていた。
ゼイストラ氏はプーチン大統領の別荘で大統領に会っていたと過去に何度も話している。プーチン大統領はその会合でウクライナやバルト海諸国そしてカザフスタンにおけるロシアの領土拡大について語ったとゼイストラ氏は公表していた。しかし先週、雇うからのプーチン大統領に会ったというのは全くの嘘だと告白したもの。

ゼイストラ氏とルッテ首相はお互いに信頼し親密な関係にあったため、ゼイストラ氏の政界からの引退はルッテ首相にとっては大きな打撃だ。「ヘルブ(ゼイストラ)は私にとってのナンバーワンだった。彼の辞任は党にとって大きな痛手であるだけでなく個人的にもつらい。」と胸の内を語っている。

ゼイストラ氏が語ったプーチン大統領の話は、実際にはシェルのトップであったイェルーン・ファン・デル・フェーン氏bが同氏に話したもので、これを自分が大統領から直接聞いたとふれまわっていた。ファン・デル・フェーン氏bは、13日自分が話したものだと認めている。