31日夕刻、オランダでもスーパー、ブルームーンが観測できそう

天気がよければ1月31日の夕方にオランダでも「ブルームーン」と「スーパームーン」が観察できそう。ブルームーンは「ブルー」と名がついているが、月が青く光る現象ではない。「1カ月のうちに、満月が2回訪れること。その2回の満月」を指すのである。これは珍しいことであり、通常は見られない現象だ。オランダでは天気がよければ、地球への距離が限りなく近いことから生じる明るい「スーパームーン」としてこのブルームーンが観測できそうだ。

スーパームーンは通常より14%明るいため大きく見える。ちなみに北米や日本では、満月が通常よりも大きく見える「スーパームーン」と、この「ブルームーン」、そして皆既月食により月が赤っぽく見える「ブラッドムーン」がすべて同時に起こる。ただしオランダではこのブルームーンのみが観察できる。
今年、もうひとつのブルームーンが見えるのは3月31日。次回のブルームーンは2037年となる。

スーパームーンが観察できるかどうかは天気次第だ。気象予報サイトによれば、午前中の雨雲は午後からドイツ方面に移動するため、午後からは晴れそう。今夜はとくにオランダ中南部ではブルー、スーパームーンが見える可能性が高い。ブルー、スーパー、レッドムーンの三つ巴を観測したい場合にはNASAのライブストリームでオランダ時間31日の11:30から実況中継をご覧ください。

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