アムステルダム・ブリュッセル間の列車運行時間、30分短縮

インターシティと呼ばれる都市を結ぶ路線に4月9日からアムステルダム・ブリュッセル間に高速列車(HSL)が導入されることになった。これが開通するとアムステルダム中央駅からブリュッセルまで2時間53分へと短縮される。オランダとベルギーを結ぶこの新路線は一日16本でこのうち12本はアムステルダムからブリュッセル、4本はハーグ(HS)からブリュッセル行きになる。

現在、アムステルダム・ブリュッセル間のインターシティは、ドルドレヒトとローゼンダール経由だが、HSLが導入されると、ブレダ経由となる。停車駅は、アムステルダム、スキポール、ハーグ(HS)、ブレダ、アントワープ、ブリュッセル。
2012年にオランダとベルギーを結ぶ高速列車ファイラ(Fyra)が導入されたが、故障や問題が相次いですぐに運行中止となったという経過があり、これまでオランダ・ベルギー間を高速で結ぶのはタリス(Thalys)というパリ行き特急列車のみだった。