暴風被害9000万ユーロ超、死亡者3名
オランダの保険会社連合によれば18日の暴風による被害による保険金請求額は9000万ユーロ(約1200億円)に上っている。この金額は家屋と車両にかけられた個人の保険のみで、公共物や企業の被害額はまだ計算されていないため、実際の被害総額はさらに上回るとみられる。今年の1月3日にオランダを襲った暴風でも被害が出たが、総額1000万ユーロと今回のものに比べて規模は小さかった。今回の暴風は過去数年で最大のもの。
18日の暴風はコンテナを崩し、トラックも横倒しにし、人間も吹き飛ばすといった威力が大きいものだった。エンスヘーデでは62歳の男性が運転中に倒木の被害にあって死亡。オルストでは飛んできた枝にあたり男性(62)が亡くなっている。さらにリングワールではビルのガラスが落下し、66歳の男性が死亡、34歳の男性が重傷を負っている。
18日の暴風はコンテナを崩し、トラックも横倒しにし、人間も吹き飛ばすといった威力が大きいものだった。エンスヘーデでは62歳の男性が運転中に倒木の被害にあって死亡。オルストでは飛んできた枝にあたり男性(62)が亡くなっている。さらにリングワールではビルのガラスが落下し、66歳の男性が死亡、34歳の男性が重傷を負っている。