増加する空き巣、年末に急増。花火を見に出る時には鍵を

空き巣による保険請求が昨年は2015年と比較し5%増えている。とくに、アルメール、ブレダ、そしてアイントホーフェンでの空き巣の増加が目立つ。住居侵入リスクモニターによれば、2015年の保険請求は61,000件だったのに対し、2016年には64,000件へと増加している。好景気のおかげで高級品を購入する人が増えていることが、逆に泥棒にとっては好都合らしい。
空き巣に入られるリスクが高いのは大都市だが、ライデンやアムステルダムでは増加率は最低を記録している。州別では、フリースランドが最も高く、ゼーランドが最も低くなっている。

全体では毎日平均175件の空き巣が保険会社に報告されている。クリスマスと新年にかけてはこの数が2倍にまで膨れ上がるという。この期間旅行に行く人も多いが、多くの人が家族や友人と家で祝うというのに、なぜ空き巣が増えるのか? 保険組合によれば、鍵をかけずに花火を見に行ったり、近所の人に挨拶に出かける人が多く、そのちょっとした合間を空き巣が狙っているという。ご注意を。