スキポール空港、事前セキュリティチェックで混雑解消を狙う

スキポール空港では2週間の間、乗客が事前にセキュリティチェックができるシステムを試験的に実施する。パーソナル・セキュリティ・パスと呼ばれる通行証を持っていれば、荷物検査の長い列に並ばずに出国できるシステムだ。観光シーズンには荷物検査に時間がかかり飛行機に乗り遅れる人も出るために、前もって検査を受けるシステムでこれを解消しようというもの。2週間の試験期間でよい結果がでれば延長される。

旅行者は12月11日までの時間帯を予約できる。ただしすべてのフライトに適用されるわけではなく、10時から13時半までのフライトでそれも欧州(シェンゲン圏内)便のみ。予約はフライトの4日前から、アプリかウェブサイトで申し込める。

スキポール空港ではこの夏以降混雑解消のためにいろいろな工夫を行ってきており、最近では機内持ち込み荷物が軽い場合(ローラー式のスーツケースでない)には、長い列に並ばずにセキュリティチェックができるシステムが導入されている。

personal security pass