スキポール空港、小さな手荷物のみの乗客を優先

スキポール空港は、荷物なし、あるいは小さな手荷物のみを携帯する人が優先的に手荷物検査を受けられる「スモール・バッグ・オンリー」というシステムを試験的に行ってきたが、これを正式に導入することを決定した。出国に時間がかかるのは手荷物のセキュリティチェック。いつも長い列ができており、混雑時には空港に3時間前に着かなければならないほど。この夏、「スモール・バッグ・オンリー」という優先チェックを導入したところ、15−20%の乗客がこのシステムを利用し素早くゲートまで行けることがわかった。

空港は今から秋休みまでの期間出発ロビー1、2,3につき、それぞれ1(午前3時から午後20時)、2(午前6時から16時)、3(午前6時30分から20時30分)の時間帯でこのシステムを導入することに決定した。秋休み後はどうなるかは未定だ。この優先システムを利用できるのは、40x30x20センチ以内の小さなバッグ(トローリーは不可)のみを携帯する人。出張や小旅行で日帰りあるいは1日で往復するために空港を利用する人にはうれしいシステムだ。