オランダ経済良好、消費者信頼指数上昇、失業者減少

オランダの経済が良好であることを裏付ける2つの統計が20日発表された。

オランダの消費者信頼度指数は2001年以来最高の26ポイントまで上昇している。調査を行ったオランダ中央統計局CBSによれば、経済状況への信頼度が高まりが消費者信頼度を牽引している。個人の財政状況に対する見通しも明るく、積極的な消費活動がこれを表している。消費者信頼度指数26ポイントという数字はは過去20年で最も高い。これまで最も高かったのは2000年で当時は36という好況を反映した数字が出ている。最低は2013年の3月でマイナス41ポイントだった。消費の中心は食料と嗜好品、そして耐久消費財。車や家庭用品への支出は若干少ない。

失業者数も減少の一途で、2017年の3月には46万3千人と、雇用人口の5.1%となった。昨年3月は57万4千人だった。失業保険受給者は若者で1%上昇。これに対し55歳以上では0.8%減少している。

中央統計局の数字