レストランで残した食べ物はドギーバッグを頼もう

倹約家で知られるオランダ人だというのに、レストランで残した食べ物をドギーバッグにして持ち帰るという習慣がなかった。恥ずかしいというのがその理由だ。2014年には52%の人がドギーバッグなど頼めないと答えている。ところが2015年には47%そして2016年には38%に下がっている。

環境保護団体「自然と環境(Natuur & Milieu)」が2014年にドギーバッグ・キャンペーンを開始、手始めに41万5000箱のドギーバッグをレストランに配布した。昨年では130万人のオランダ人がドギーバッグを利用、一昨年より8%増加している。ドギーバッグの習慣はオランダで定着したと言えるだろう。節約を重視するオランダの文化にあっていると、同保護団体。オランダ人の77%は食べ物を捨てることに罪悪感を感じている。とくにレストランでお金を払って食べるものを捨てるのはもったいないと思う人がほとんどだ。

量が多すぎて残ってしまった食事は恥ずかしがらずドギーバッグを頼んで大丈夫。パリでも同様、2015年から有名レストランがドギーバッグを提供している。