オランダ人の半数近くが無宗教

もうすぐクリスマスだが、実際に教会のミサに行くオランダ人はそれほど多くないようだ。中央統計局の調査によれば、信仰があると答えた人が50% 無宗教だと答えた人が50% 教会、イスラム寺院などに定期的に礼拝に行くというオランダ人は6人に一人。しかしこの数字は減少傾向で、信仰があると答えた人は2010年より5%も減っている。ただ、キリスト教のカルヴァン主義者(改革派)は非常に信仰心が強く、礼拝をかかさない人が多いようだ。

宗教別で見るとオランダ人の25%がカトリック主義者、そして16%がプロテスタント派である。プロテスタントの中で7%は非常に戒律の厳しいカルヴァン主義を実践している。そして人口の5%がイスラム教徒。その他はユダヤ教徒、仏教徒、ヒンズー教徒である。

地域的にはマース川以南の南部、南東部はカトリック教徒が占めており、北部はプロテスタントが多い。信仰がないと言う人も北部に広がっている。

中央統計局の統計