オランダの列車ダイヤ改正、より速く、より頻繁に

12月11日(日)からオランダ鉄道(NS)のダイヤが大幅に改正される。オランダほぼ全土で列車の利用が便利になる。ただしオランダ南西部のゼーランド州は別で列車運行が減ったり廃止されたりと、陸の孤島化が進む。

ほとんどの主要駅をつなぐ路線で運行列車数は増える。とくにアルメールとスキポール間そしてユトレヒトとアイントホーフェン間が便利になる。また速度が増す区間も増え、フローニンゲンとレイワールデン間は7分、ハーグとアイントホーフェン間は9分縮まる。また直行列車が増えたり、乗り換え時の待ち時間もずいぶん短くなりそう。ただし、一部の路線は逆に時間が余計にかかるようになる。ユトレヒトとアルメール間やフリーシンゲンとロッテルダム間は4分から6分遅くなる。

最も便利になるのがアムステルダム南駅。これまでハーグ中央駅との直行列車はあったが、ハーグHSやデルフト、ロッテルダムに行くのは乗り換えが必要だった。今回のダイヤ改定でアムステルダム南駅との直行列車が毎時2本運行することになる。(2017年から)

NSダイヤ改正マップ