アムステルダム・スキポール間の列車運行再開
7月31日から8月9日までの約1週間半に渡る工事が終了し、アムステルダムのDuivendrecht駅とスキポール空港駅間の列車運行が水曜日朝から再開した。この工事のためスキポール空港を通る列車は不通となり、利用者はバスなどの代替交通機関を使用するなど不便を強いられていた。工事を担当したプロレイルによれば、8キロメートルに渡るこの区間の線路を2線から4線へと倍増するために行われた今回の工事で、この区間の混雑が緩和されるという。
この工事では、線路倍増のほかに、アムステル川の上を渡る高架橋やスヒンケル(Schinkel)上の開閉可能な橋など16ヶ所に高架橋が建設された。アムステルダムの展示会議場RAIのあるライ駅はプラットホームが追加され、ホールも広くなった。
オランダ鉄道の線路増設計画は2011年から始まっているが、これまでに工数200万時間を費やしている。プロレイルによれば、オリンピック工事並の異例なスピードだという。