オランダ全土で家賃上昇、アムステルダムでは1年で11.5%も

オランダ全土で住宅の家賃が上昇している。今年の第1四半期の平均家賃は前年同時期に比較し6.2%値上がりしている。全国平均の家賃は1平米あたり昨年の月額12.61ユーロから13.38ユーロへと上昇。賃貸情報サービス「Pararius.nl」によれば、賃貸住宅需要が供給を大きく上回っているのが背景にある。さらに、昨年から賃貸住宅を仲介する不動産会社が手数料を家主に請求することが義務付けられたため、これが家賃に転嫁反映されている。

家賃上昇は都市部で顕著で、アムステルダムでは1年で11.5%、ユトレヒトで8.2%、ロッテルダムで7.8%、ハーグで6%そしてアイントホーフェンで4.9%となっている。
特にアムステルダムでは100平米の家賃は平均2200ユーロと、他の都市に比べ50%以上も高い。