オランダ人「民主主義には満足だが政府には不満」?

オランダ人のほとんど(93%)が、民主主義が政治の基本であると考えており、73%の人はオランダでの民主主義は機能していると見ている。オランダ人の考える民主主義とは、言論の自由、行動の自由、自由な国、政治決定の方法、選挙権である。しかしながら、政府の決定には不満足である人が多い。オランダ社会文化計画局(SCP)が発表した報告書「さらなる民主主義とより弱い政治権力?」によれば、政治家が国民の声を聞いていないと考える人が多い。自分勝手に自己の利益を追求し、しゃべりすぎのくせに行動に移さない、というのがオランダ人が抱く政治家のイメージのようだ。
55%の人は一般市民が政治決定にもっと影響を与えられるべきだと考え、54%の人は重要な法案には国民投票を導入すべきだと答えている。

SCPの報告書