ユトレヒトでのトラム内銃撃事件、容疑者の単独犯行

今週の月曜日ユトレヒトで3人が死亡7人が負傷した事件の容疑者ギョクメン・タヌシュは、検察によれば単独で銃撃事件を実行したという。タヌシュは、テロを目的を含む複数の殺人容疑で逮捕されている。当初は共犯者としてタヌシュを含む3名が逮捕されていたが、検察の調査ではタヌシュは他の2人からの補助は受けていたという証拠はなかった。

現在捜査は進行中であるが、今の所被害者と容疑者の間には何の関係もないことが判明されている。ただ犯行の動機はいまだに明らかにされていない。テロが目的なのか、容疑者の精神異常が過激派の思考に影響されたものなのか、検察は事情聴取を進めている。現在、タヌシュは精神心理鑑定を受けている。容疑者は以前に店舗での万引きや押し入りで逮捕されたことがある。さらに強姦でも容疑者となっていた。なぜこの容疑者を野放しにしていたかについて、国民の世論だけでなく政界でも批判が出ている。

容疑者として弟とともに逮捕された男性(27)は昨日拘束を解除されたが、ソーシャルメディアで個人攻撃されていると怒りを表明している。