自転車運転中に携帯操作で罰金95ユーロ!

オランダでは自転車走行中にメールやソーシャルメディアを利用する人が驚くほど多い。7月1日からこれが警察に見つかると95ユーロの罰金が課せられることになる。自転車走行中のアプリ使用以外の罰金では、酔っ払い運転で100ユーロ、赤信号無視で95ユーロ、無灯運転で55ユーロとなっている。

自動車の運転中に携帯電話を利用すると、240ユーロという高額な罰金が課せられる。これは自転車運転中よりも他の車や人への損傷が大きいという理由からだ。車の場合には、アプリ使用だけでなく通常の通話でも同様な罰金が課せられている。自転車の場合、携帯電話での通話は合法である。

自転車走行中の携帯電話使用による事故数は明らかではないが、10年前の4%をかなり上回る数字になっているという。
自転車走行は車の運転と違ってあまり取締も厳しくなく違反事項も少ないと思いがちだが、実は違反事項は多い。上記以外にも右左折で腕で方向指示を出さないのは違反で、罰金も35ユーロ。横断歩道やその近くで追い抜きをすると150ユーロの罰金が課せられることを知っている人は少なそうだ。もっと意外なのは、自転車のベル(警音器)が作動しないと35ユーロの罰金!

自転車運転者の刑罰