オランダの爆発事件、今年だけで1100件

12月7日にハーグで起きた4人の死者を出した住宅爆破事件に続き、先週もプルメレンドで住宅が爆破される事件が起きている。オランダでの住宅や企業を狙った爆発事件は少なくなく、今年だけで1100件も起きている。そのうち半数以上が実際の爆発、残りは爆発未遂だった。2021年は212件だったのが、ここ数年で大きく増加して昨年は901件を記録した。今年は500人が爆発事件で逮捕されている。

警察によれば、これらの事件で主に使用されているのは「フリットパウダー」(花火の一種で、コブラという名前で知られる)で、これはコブラ花火の中に含まれており、爆発力が手榴弾に匹敵するほど強力で、近くで爆発すれば命の危険があるとされる。コブラ花火は違法だが、街角で取引されていたり、国外で購入している。

オランダでは、周辺国に比べて爆発事件が多い。これはオランダの「花火文化」と関連していると専門家は指摘している。大晦日の夜は一般人が打ち上げ花火や爆竹に火をつけるのが慣習となっている花火の国である。爆発物の使用は、犯罪者間の争いだけでなく、ビジネスのトラブルや個人的な恨みなどでも発生しているという。

司法・治安大臣のファン・ウィールは、この問題を深刻に受け止めており、爆発事件は単なる花火とは異なる手榴弾のようなものであるため、火薬禁止法について議論するべきだと述べている。