警察、500万のメアド発見。犯罪組織に使われる。

今年の初め銀行のヘルプデスク詐欺の容疑者6人が逮捕されたが、この逮捕で730万件のメールアドレスが発見された。このうち500万件はオランダ在住者のもの。メールアドレスは犯罪組織によって詐欺メールに使われている。

犯罪組織はフィッシングメール用にこれらのアドレスを使用する。実際にメールに表示されるのは他の人か銀行やウェブショップの名前だ。フィッシングメールを受け取った人は、深く考えずに個人情報を記入する。そしてこれが犯罪組織に渡るという仕組みだ。犯罪組織は個人情報を利用し詐欺などを働く。

先の銀行ヘルプデスク詐欺事件では、犯罪者が銀行ヘルプデスクになりすまし、銀行送金を促すというものだった。

組織が集めたメールアドレスは、すでに他の犯罪者にも販売されており、今後も詐欺は止まらないと警察はみている。

自分のメアドがハックされ使用されているか否かを調べるには、警察のウェブサイトでチェックできる。ここで自分のアドレスを記入して送信すると、もし被害者である場合その後警察から連絡が来る。何も連絡が来ない場合にはリストに載っていないはず。