オランダ各地でフランスのテロへの抗議集会

木曜日夜、オランダの34の市町村で昨日パリで起きた風刺週刊誌シャーリー・エブド社へのイスラム過激派によるテロ攻撃に抗議する集会デモが行われ10万人以上が参加した。

18000人が集まったアムステルダムのダム広場では、ルッテ首相、ファンデル・ラーン市長、アールベルスベルグ警察長官そしてコラムニストのマーベさんがスピーチを行った。このほかロッテルダムではイスラム教徒であるアブタレブ市長が「ペンと鉛筆は最も強い武器である。」とテロに屈しないことを強調、ハーグではファン・アーツエン市長が「フランスとフランス人との連帯を」とスピーチした。

18:30ごろアムステルダムのフランス領事館からダム広場に向かい行進が始まりルッテ首相も他の政府閣僚とともに(表現の自由を表す)鉛筆を掲げ行進に加わった。行進の先頭にはフランスで犠牲になった警察官を追悼するために約150人の警察官が歩き18:45ごろダム広場に到着した。

ダム広場での集会では「Je suis Charlie」(私はシャーリー)あるいは「テロ行為を許さない」というプラカードを掲げた人やろうそくに灯火する人々が見られた。オランダに住むフランス人はもとより、イスラム教徒たちの姿も目立った。イスラム教徒たちは今回の悲劇に対し連帯の意を表明したいと駆けつけたという。