連立政権交渉決裂、極右政党を嫌う

昨年11月に行われた総選挙で極右ウイルダースの率いる自由党(PVV)が圧勝したが、その後の連立政権交渉が難航していた。そして昨日ついに交渉は決裂し、極右政党を中心とする連立政権の樹立は事実上不可能となった。

ウィルダース氏は、VVD党(自由民主党)、NSC党(新社会契約党)、BBB党(農民市民運動党)の中道三党と連立交渉を続けていたが、この極右政策に対し三党は危機感を否めなかった。そして火曜日夜、NSCのオムジヒト氏が交渉から抜けると発表、交渉は決裂した。

総選挙の結果と極右政権について