オリーボレン新種続々登場、抹茶味も

オランダの冬の風物詩であるオリーボル(オリーボレン)だが、伝統的なレーズン入の揚げパンから進化したものが続々と登場している。

しばらく前にクロワッサンとトムプースが合体したクロンプースが市場を席巻したが、今度はトムプースとオリーボルの合体が登場した。オリーボルの間にクリームとチョコレートが挟まっている。多くのオリーボル屋台で購入できる。

アムステルダムのベルギー広場(Belgiëplein)に行くと、オリーボル屋台でレッドベルベットという新種が見つかる。生地にカカオを混ぜ、クリームチーズをはさみんだもの。週末にはアマレット味も登場するらしい。

アムステルダムのテンカーテ市場にある地元民に有名なパン屋さん、アド・ストラートホフ(Ad Straathof)のオリーボルは特別らしい。生地にクワルク(ヨーグルトのようなもの)を混ぜ、舌触りがチーズケーキのようになるという。

アムステルダムのハイネケン広場にあるオリーボル屋台「Eddy Geisterfer」は、ストローフワーフェル(オランダのワッフル)オリーボルを販売している。オリーボルの中にクッキーと塩キャラメルが混ざっている。ここの最新製品は抹茶味のオリーボルだそう。

自然食品ファンには、酵母パン生地のオリーボルがおすすめである。アムステルダム西部にあるパン屋さん「Fort Negen」では今年の最後の週末に酵母オリーボルを揚げる。

今年最後のオリーボルを食べたければ、アムステルダム北部Korte Papenweg17にある屋台「Kometenbrood」を試すのがいい。この屋台では30日と31日にオリーボルだけでなく、グルーワイン(温かいワイン)とリモンチェッロを提供し、行く年来る年を祝う。

(参照:Het Parool紙)