オムジヒト氏の新党人気。移民数制限も

元キリスト教民主党の党員であったピーター・オムジヒト(Omtzigt)氏が率いる新党が注目されている。長期間ルッテ首相の率いる政治に愛想をつかした国民が、この新しい党に関心を寄せている。世論調査ではオムジヒト氏の「新社会契約(Nieuwe Sociaal Contract – NSC)党」の人気は高く、11月22日に行われる総選挙予想では最大の28議席(150議席中)獲得となっている。第2党は自由民主党(VVD)で26議席、続いて緑の党の24議席である。

本日「新社会契約」党は、新しいマニフェストを発表した。社会保障、住宅危機、そして移民人数について触れている。

オムジヒト氏が掲げる移民政策は、移民数(オランダへの移民とオランダからの移民数の差)を年間5万人に制限するというものだ。この5万人には、難民、学生、駐在員、そして出稼ぎ労働者が含まれる。この数は昨年の22万4千人に比べてかなり少ない。