上田綺世、ホーム初戦で公式戦デビュー

オランダ1部リーグでフェイエノールトに移籍した上田綺世は13日、ホームのフォルチュナ戦に途中出場し、公式戦デビューを果たした。

「雰囲気がすばらしかった」と試合後にコメントした上田。悪いプレーをすればホームチームにも容赦なくブーイングが飛ぶデ・カイプ・スタジアムの雰囲気は独特なものがある。「相手が変わるともっと熱くなると思う」と、セルクル・ブルージュとの違いを感じたようだ。

試合は、フェイエノールトのMFニューコープが前半25分にレッドカードで退場、新規加入の上田は出場が危ぶまれたが、後半76分からFWの位置で途中出場した。「リーグ内の立ち位置とか、選手のレベルも違う」「チームとしてどういうサッカーを求めているのかを明確にしながら、自分の特徴を出すタイミングをみつけていきたい」と続けた上田。枠を大きく外したが、後半のロスタイムに後ろからのフィードに反応し、シュートまでもっていくなど、数的不利な状況ながら見せ場は作れたのではないだろうか。次節は8月20日、斉藤光毅が所属するスパルタとアウェーで対戦する。

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