ヨーロッパでキャンパーの保有急拡大

オランダ、ドイツ、スペインでここ5年間、車中で寝泊まりができるキャンパー(キャンピングカー)の売上が急増している。欧州全体では2017年と比較し50%増えており、280万台が登録されている。

この数字は、オランダキャンパー・キャラバン協会(KCI)と欧州キャンパー・キャラバン協会(ECF)が出したもので、オランダではここ5年で73,000台のキャンパーが増え、合計17万8千台となっている。

欧州で最もキャンパーの所有数が高いのはドイツ。5年前は50万台だったが現在83万8千台が登録されている。ドイツに継ぐのがフランスで60万台。

なぜキャンパーがこれほど人気になっているのか。好きなときに好きな場所に行けるという自由さがある。とくにコロナ時代にはキャンパーでのバケーションが人気だった。高価なキャラバンはキッチンやシャワーも完備しており小さなホテルの部屋なみだ。

オランダといえば、車でキャラバンを牽引する人が多かったが、キャンパーの普及でこれが減りつつある。5年前には46万台だったが現在42万台に減っている。スペイン、ベルギーそしてデンマークでもキャラバンの登録台数は減っている。

キャンパーはキャラバンに比較して価格が高いのと、どこに行くにもキャンパーごと移動しなければならない。キャンピング場からちょっと買い物にというときも、大きなキャンパーで移動だ。これに対し、キャラバンは車だけで移動も可能なので便利だという。