フェイエノールトに移籍した上田綺世選手、インタビュー

サッカーのオランダ1部リーグでフェイエノールトに移籍した上田綺世は7日、ロッテルダムにあるデ・カイプ・スタジアムで記者会見に臨んだ。
「伝統のあるクラブに所属する以上は、良い結果をもたらせるように日々精進したい」。背番号9のユニホームに袖を通した上田は、大勢のオランダ人記者に囲まれながら、堂々とした素振りで意気込みを語った。「フェイエノールトの試合を観たが、(セルクルとプレースタイルも)違うし、求められることも違うと思う。よりはやく戦術にフィットできるようにしたいし、そのなかでもいろいろとトライしていきたいと思う」と話す上田。ベルギーリーグ公式戦22得点と活躍し、オランダの強豪に移籍。クラブ史上最高額の移籍金になったことにプレッシャーを感じるかという質問に対して「自分を評価してくれた基準として受け止めている。別にプレッシャーはない」と答えるなど、強気な一面もみせた。労働許可証の取得が必要で(8月9日現在)、今シーズン初戦となるホームでのフォルチュナとの試合に出場できるかはまだ未定だが、今後の活躍が期待される。

<以下、上田との一問一答(抜粋)>


チャンピオンズリーグに出場できるクラブを選んだと言っていたが。
ひとりのサッカー選手としてプレーできるチャンスがあるのは幸せなこと。そこにトライしたいという思いがある。


ベルギーでどのような部分が成長したと?
強度の高いところで得点を取るというところと、あとは試合に出続けるために戦術にフィットするところだったり、自分の出し方というのはある程度身についたのかなと思う。


チームメートとのコミュニケーションについては?
時間がかかるかもしれないが、すこしずつ馴染んでいけると思う。(セルクルに移籍した)当時はまったく言葉も話せなかったし、聞き取れない状況だった。そのときよりは良いかなと思う。


自分はどのようなサッカー選手だと思う?
つねにゴールを取ることを目的にプレーしている。そのなかで動き出しだったり、ヘディングだったりを武器にしている。つねに考えながらプレーしているので、自分なりにフェイエノールトで答えをみつけたいと思う。


調整はいつごろできる?
もうすぐにでもはじめられます。

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(画像:dcode Japan 提供)