オランダのスーパーで食用昆虫を販売

最近、バッタ、さそり、カブトムシ、蟻、蜘蛛、みみずなどの昆虫が「未来の肉」として脚光を浴びており、一部の熱烈な支持者の間では牛肉や鶏肉より身体にいいとされている。オランダの店頭でも昆虫を食料として売る店が出てきている。主として人気があるのはフリーズドライの蟻やカブトムシの幼虫。

これに目をつけたスーパーマーケット「ユンボ(Jumbo)」は2015年の1月からオランダ全土の店舗で食用昆虫を販売すると発表した。フローニンゲンとハーレンのユンボ店舗では昨日から代替肉製品コーナーで販売を開始している。昆虫はそのままの形ではなく、例えば蟻の幼虫で作ったバギーバーガーや、カブトムシの幼虫を唐揚げしたバギークリスプなどという名称をつけ加工食品として店頭に並べられている。味付けもパプリカや塩などを混ぜ「昆虫臭くない」ものにしているという。来年からはバリエーションも増えると、同スーパー。