オランダの子供の半数が携帯中毒

オランダに住む9歳から13歳の子供の半数が、程度はまちまちだが携帯電話中毒にかかっている。オランダの子供向けニュース番組のNOS Jeugdjounaalが500人以上の子供にアンケート調査した結果である。

半数以上の子供が、ちょっとだけ携帯を見るつもりが、だらだらと見てしまうと答えている。また10人中8人が思ったより長時間携帯電話を使用しているという。とくに、ユーチューブ(YouTube)、ティックトック(TikTok)、スナップチャット(Snapchat)そしてワッツアップ(WhatsApp)に費やす時間が長い。

このため学校や家庭では携帯電話の使用に関する規則を作っている。4分の3の子どもたちは、家庭での携帯電話の使用は制限されていると答えている。とくに食事中での使用は禁止、夜寝室での使用も許可されていないという家庭がほとんどである。また半数以上がスクリーンタイム(携帯を使用できる時間が自分で制限できる)を使うという。
学校でも授業中の携帯の使用は制限されているところが多く、3分の1の学校では携帯を教師に預けねばならない。ほとんどの子供が携帯を学校に預けるのはいい方法だと感じている。