オランダ鉄道、来週からストに。利用者補償あり

来週8月24日(水)からオランダ鉄道(NS)の職員はストに突入すると、鉄道労組FNV Spoorが発表した。ストは5日間続く予定だが、毎日別の地域で実施される。

ストがいつどの地区で行われるかについての詳細はまだ発表されていない。NSもストが与える乗客への影響についてはまだ想定していない。まずは労組の詳細計画を聞いてからだというが、「鉄道は全国ネットワークなので、一部の地区がストに入ると全体へ影響が波及するはず。」とコメントしている。NSは、先週賃上げや労働時間計画の効率化などを求めている労組と話し合ったが、合意にいたらなかった。このため労組はストを行う。
NSによれば、労組は20%の給与値上げを要求している。

鉄道労組は、「利用者がストの影響を受けることについては申し訳ないと感じているが、ストは最終的には利用者の利益になる」と述べている。「現在、NS は深刻な人手不足に悩んでいる。その結果、列車はキャンセルされ、社会の安全が深刻な圧力にさらされている。その流れを変えるには、まともな労働協約が必要だ」と広報担当者は強調している。

NSはストによる遅延などに対し利用者に補償すると、そのHP上で書いている。

Refunds in event of strikes