3年ぶりの国王の日、今年はマーストリヒト。

4月27日はオランダのウィレム・アレクサンダー(54)王の誕生日。例年、オランダ各地に王室が訪問しイベントに参加するという行事が行われるが、ここ2年間はコロナウィルス蔓延により中止されていた。今年は3年ぶりに復活。国王とマキシマ女王、そして3人の王女たちが、マーストリヒトを訪問する。マーストリヒトのスタート地点はWyck地区。地元のオーケストラによる音楽の演奏があり、マーストリヒトの市長とリンブルグ州の知事が国王一家を迎える。その後マーストリヒト市内を行進し、いろいろなイベントに参加する。

オランダ各地では恒例のフリーマーケットが開催される。この日に限り、街のどこでも古着やおもちゃなどを販売することができるので、オランダ中がフリーマーケット化する。また子どもたちは楽器を演奏して道行く人達からチップを受け取るなど、商売をしてもいい日だ。この日、オランダ人たちは揃って王室の色であるオレンジ色の衣服を身につけている。どこの街も賑わうが、首都アムステルダムには全土から人が押し寄せる。交通機関は事前に注意が必要。

オランダの国王誕生日の特徴のひとつには、前夜祭というのがある。26日の夜にアムステルダムなどの大都市では大きなパーティが各所で開催される。アムステルダムの前夜パーティ 

国王誕生日、アムステルダム