KLMソウル便復活、日本行きはまだ未定

ウクライナ戦争でロシア上空の飛行を停止しているKLMは、オランダ・韓国便を復活すると発表した。3月5日からカザフスタン上空を飛行するという。この便は中国の上海または杭州経由で韓国ソウルに向かう。日本便についてはKLMはまだ明らかにしていない。

カザフスタン経由韓国行は通常よりも1時間半長く飛行する。ソウルからアムステルダムへの瓶は2時間25分長くかかるという。

ロシアのウクライナ攻撃を受け、ほとんどの航空会社がロシア上空の飛行を中止しているが、KLMは最初に中止を決めた航空会社である。2014年に起きたアムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空MH17がウクライナ上空でロシア軍により攻撃され墜落した事件が、この早急な中止の背景にある。この事件で乗客298名が死亡している。

ロシアによるウクライナ攻撃が開始された直後、KLMはウクライナ上空の飛行を中止、その後もロシア上空の飛行を中止した。その数日後、西側の経済制裁の報復としてロシアは上空の飛行を禁止している。