ロックダウン一部緩和発表、飲食店や文化施設は再開ならず
本日19時、ルッテ首相とカウパース国民健康省大臣による記者会見が行われ、ロックダウン規制の一部解除が発表された。1月15日(土曜日)から、スポーツ施設、接触業、小売店そして学校が再開できる。ただしマスク着用などの条件つきである。なぜ飲食店や美術館などの文化施設は再開できないのかという疑問に対し、「1日に3万人を超える感染者がある中、全面緩和はリスクが伴うため、段階を踏んだ緩和を行う。」と説明している。次期の緩和については1月25日(火曜日)に発表される予定。
■ 教育、文化、スポーツ
技術教育や大学まで、すべての学校がオープンする。またスポーツや文化関連レッスン(音楽、演劇、ダンスなど)も屋内外で可能となる。ただし観客は禁止。また入場にはコロナパス(アプリ)が必須となる。
■ 小売業と接触をともなう業種
小売店は毎日17時まで開店できる。1.5メートルの距離を置くこととマスク着用が義務付けられる。美容師、理容師、ネイル、セックスワーカーやマッサージなどの接触をともなう業種も17時まで開店可能。
■ マスクの着用義務の範囲が広がる。布製マスクは無効となる。
■ 自主隔離の義務と例外
感染者と接触した人は、これまで症状がなくても自宅隔離が義務付けられていたが、1週間以上前にブースター接種を受けているか、8週間以内にコロナに感染したことがある人は、隔離の必要がなくなる。
■ その他
・コロナに感染しているかと思ったらすぐにセルフテストをし、陽性の場合にはすぐにGGDにて検査を受ける。
・1日に自宅に招待できる人数はこれまでの2人から4人までに。
・屋外でのグループ形成も4人まで
・飲食店は閉鎖だが、テイクアウトやデリバリーは可能
・映画館、美術館、劇場、コンサートホールは閉鎖
・スーパーマーケットやドラッグストアといった生活必需品店は20時までオープン