政府発表、9月25日からの新しい規制と緩和

14日夜、政府は9月25日から始まる規制変更についての記者会見を行った。すでに報道されていた1.5メートルのソーシャルディスタンスの廃止とコロナパスの導入などの他、イベント開催などについても詳細を発表した。

■ 1.5メートル規制廃止
ちょうど1年半前から導入されていた1.5メートルのソーシャルディスタンスに関する規制がなくなる。ただし、人との距離を置くよう強く推奨されている。

■コロナパス(証明書)提示
飲食店、ホテル、文化芸術施設、スポーツ競技でのコロナパスの提示が義務付けられる。例外は、人の動きがある美術館や図書館など。コロナパスは、ワクチン接種が終了しているか、至近のコロナ検査陰性証明、最近コロナに羅患し完治している証明などを示すもので、13歳以上に義務付けられる。

■イベント
屋外のイベントやフェスティバルは再開できるようになった。ただし訪問者はコロナパスの提示が必要で、複数の日にまたがるイベントでは24時間毎の提示が義務付けられる。終了時間の規制はない。
ポップコンサートなどの屋内のイベントも25日から開催可能となる。ただし、収容人数の75%までの集客が許可されるのと、コロナパスの提示の義務化は屋外のものと同じ。ただし終了時間は午前0時。
着席のコンサートは最大収容人数の集客が許可される。

■ クラブやディスコティーク
クラブやディスコは再開するが、飲食店と同様開店は午前0時までに限られる。コロナパスの提示も必要だ。

■ 学級閉鎖
これまでコロナ陽性の子供がいた場合クラス全体が閉鎖されていたが、9月20日からこの必要がなくなる。ただし、陽性の子供と深い接触があった子供たちは、対面授業が受けられない。また、感染者が多く保健所が危険とみなした場合には、学級閉鎖もあり得る。

■ 中高大学内でマスク不要

■ 公共交通機関内では引き続きマスク着用
空港内では必要だが、駅舎やプラットフォームでは不要となる。

■ 自宅隔離不要
コロナ危険国から帰国した人はワクチン接種済みならば自宅での隔離は不要となる。これは22日から有効となる。

■ プロサッカーの試合観戦
サッカースタジアムは満席で完全オープンとなる。ただしここでもコロナパスの提示は必要だ。9月25日に予定されているエレディビジーPSV対WillemIIの試合はすでに完売。1年半ぶりの再開である。

コロナパスのアプリ