1日の感染者1万人超え、限りなくコード・レッドに近づく
10日にRIVMが発表した過去24時間(9日から10日朝にかけて)の感染者数は10345人と12月25日以来最高値を記録した。
これは人口1万人に59.4名と1週間前の25.7名を大幅に超えている。過去最大の1日の感染者数は12月20日の12997人で、この数字に近づいている。
地域別ではアムステルダムが1日に900名と最も高く、続いてユトレヒトの793名、ロッテルダムの688名、フローニンゲンの426名となっている。感染者の多くは若者で、ワクチン接種者も多い。ワクチンを接種後すぐにクラブに行き感染するなど、予備知識が浸透していないのだ。
オランダがヨーロッパの中でコード・レッドに近づくのも時間の問題だと懸念する向きも多い。カラーコードは、人口10万人あたりの感染者数と入院患者数で決まる。オランダは現在オレンジであるが、今週木曜日に更新される新しいカラーはどうなるのか? 北ホランド、南ホランド、ユトレヒト、そしてフローニンゲンが赤に染まる可能性も高い。こうなるとオランダへの入国だけでなく、オランダからの出国も難しくなる。