国外渡航は4月末まで延期か?

オランダの大衆紙デ・テレグラーフが入手した情報によれば、子供の水泳教室(オランダでは必須)は3月半ばから再開するようだ。また不要不急の外国への渡航は少なくとも4月15日までは禁止されそうだ。これはまだ決定ではないが、本日月曜日政府が検討し、夜には記者会見で首相とデ・ヨング国民健康省大臣が発表する予定だ。いずれにせよ、大きなコロナ対策の緩和はないと見られる。

コロナウィルス感染者数が大きな減少を見せていないことから、夜間外出禁止令は3月30日までは継続すると先週土曜日に政府発表があった。最終的な緩和については3月末にならないと判断が出ないという。

水の多いオランダでは子供の水泳レッスンは必須で、着衣水泳が合格することが義務付けられている。これまで水泳レッスンが中止されていたため、遅れをとった子どもたちが溺死する可能性があるというのが今回の緩和の背景にある。外国への渡航については、コードイエロー(注意をして渡航可)の国が4月中旬までには増えるという見込みだという政府の判断だ。オランダ外務省のサイトでイエロー、オレンジ(不要不急の渡航禁止)、レッド(渡航禁止)の国が表示されている。国外旅行の可否は5月の休暇に向けて、オランダ人にとっては重要な懸念事項である。

オランダ外務省の渡航アドバイス